あらすじ
犬山隆一、大学一年生。
三ツ橋大学社会学部に通う、どこにでもいる文系男子――ただし、数学は大の苦手。
中学までは普通に解けていたのに、高校数学で見事に撃沈。
高校時代の模試では、大学入試レベルの数学問題と格闘した末、なんと知恵熱を出したことさえある。
そして、ちょっと女々しい。
そんな隆一が、アルバイト先の「いろは軒」で出会ったのが、白石若菜。
北海道・江別市から上京してきた、三ツ橋大学理学部の才色兼備なリケジョ。
美貌ゆえに男から言い寄られることも多いが、本人はいたって淡々。
恋愛に興味がないわけではない。ただ、これまで「この人」と思える相手に出会ったことがないだけ。
文系男子と理系女子。
数学が苦手な男と、数学が得意な女。
そして、人の気持ちを考えすぎる男と、自分の気持ちを分析するのが苦手な女。
どう考えても、相性がいいのか悪いのか分からない。
そんな二人の、ちょっとズレた大学生活と恋の行方。
笑って、すれ違って、たまにドキドキ。
これは、文系男子とリケジョが繰り広げる、ちょっと不器用な青春ラブコメディ。