あらすじ

「今夜だけ、旦那様を貸していただけない?」 結婚して七週間。 外では無口で堅いティボール公爵は、家ではなぜか、妻のシベラがいる部屋へやってくる。 その優しさが嬉しい。でも、自分から「そばにいて」とは、まだ言えない。 そんな夫との夜会で、元婚約者から持ちかけられた、ひと晩のおねだり。 昔から彼を知る彼女は、当然のように夫の隣を望むけれど――。 いつものように、どうぞと譲る。 その返事を、今夜だけは口にしたくなかった。 初めて見せた小さな独占欲に、夫がこんなに喜ぶなんて。 新妻の焼きもちから始まる、不器用な夫婦の甘い一夜。

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カクヨム
カクヨム2026/09/23
  • 現在の作品旦那様の元婚約者に「今夜だけ貸して」と言われましたが、本人がわたくしから離れません