あらすじ

地方銀行で融資を担当する、柏木誠。 潰れかけた町工場を引き受けては立て直してきた、地域再生ファンドの梶谷亮。 駅前の居酒屋のカウンターで、二人はいつも同じ席に座った。 七社目、従業員四百十二人のハタノ金属工業を救う融資が下りた夜、二人はそこで乾杯した。 一年七か月後、ハタノは民事再生を申し立てる。 銀行の損は、一円も出なかった。 手続は、すべて正しかった。 梶谷の温かさも、敬意も、本物だった。 それでも柏木は、日付を数えはじめる。 銀行員と、その親友。 二人の視点を行き来しながら、十二年を描く。 殺人の起きない、経済小説。 毎日20時更新・全編執筆済み(全46話)

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カクヨム2026/09/23
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