あらすじ

京の貧しい八百屋の娘から、将軍の側室へと上り詰めたお玉。 神田の絢爛豪華な御殿の奥、人払いをされた密室で、彼女は冷徹な女帝のごとき凄みで息子・綱吉を睨みつける。 「邪魔な虫ケラや犬ころくらい、笑顔で踏み潰しはったらよろしい」 我が子を武家の頂点(将軍)へと押し上げる――その執念と衝動に駆られた母は、少年の目の前で、彼が拾ってきた子犬を箒で打ち据えてしまう。 時が流れ、五代将軍となった綱吉。 唯一の世継ぎを亡くしたことで、お玉の狂気はさらなる深淵へと突っ走る。 母親の歪んだ執念と、一匹の仔犬の血から産み落とされた、奇妙で残酷な「平和への道」の怪談。      ◆ 以下の企画に参加させていただきました。 ◉柴田 恭太朗 さま企画 【三題噺 #163】「帝」「応」「衝動」(~09/23(水)) https://kakuyomu.jp/user_events/11054822662530616807 ◉ロケットゴースト さま企画 【第4回・読書交流企画📚✨】 https://kakuyomu.jp/user_events/11054822662741151230

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カクヨム2026/09/23
  • 現在の作品八百屋の娘と犬の王