あらすじ
この世には、誰にも知られていない神がいる。
カマエレオンという神がいる。
二千年前、この国の建国に関わった。
なのに記録が残っていない。
なぜなら彼を見た者は、目を逸らした瞬間、その存在を忘れてしまうから。
考古学者アキリは、建国期の調査中に「足りない」ことに気が付いた。
勇者。
戦士。
魔女。
国を築いた英雄は三人と伝えられている。
「......一人、足りない」
魔女アリーの真実眼を継ぐアキリは、誰も知らない四人目を追い始める。
その先で待っていたのは、二千年を生きる蜥蜴の神だった。
彼が消された理由は何なのか。
そして、二千年もの間、何を求め続けているのか。
真実は、時に大火を伴いやってくる。