あらすじ
異世界へ行く?
いや、行かない。
俺はこっちにいる。
異世界から呼んでしまうのだ。
秘書が来た。
運転手も来た。
魔法使いまで来た。
そして調子に乗って無料ガチャを回したら、二十三人も来た。
多い。
じゃまだな。
飯代かかるし、寝る場所ないし。
ハズレばかり、いらないや。
帰ってくれ。
――と、俺は思った。
ところが。
呼ばれた異世界人たちにも、当然ながら言い分があった。
勝手に呼んでおいて。
ハズレ?
いらない?
帰れ?
それは許さん。
こうして俺の家から、異世界人が帰らなくなった。