あらすじ

誰もが左の手首に、自分の残りの日数を表示する「残日計」をつける時代。二十六歳の春、わたしが恋をした人の手首には、千二百十日と表示されていた。三年と少し。あの人は、自分の手首を見るたびに、わたしの左手をとって、笑って言った。「まだ、こんなにあるね」。わたしは、その数字が一日ずつ減っていくのを、あの人の隣で、ずっと見ていた。

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カクヨム
カクヨム2026/09/23
  • 現在の作品残り日数の恋