あらすじ

薄暗いアトリエで重ねる、二人だけの密やかな時間。 写真家の彼の「ミューズ」として、言われるがままにポーズをとり続ける私。 無意識の「指先を丸める癖」すらも愛おしそうにねだられ、彼のために時間もお金もすべてを捧げていた。 しかし、念願の個展会場で目にした最高傑作に写っていたのは、見知らぬ美しい女性。 そして、写真の中の女の左手は、私と同じように指先が丸められていて――。 「特別」だと信じていた時間の、冷酷で悲しい真実を描く胸糞ショートストーリー。

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カクヨム
カクヨム2026/09/23
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