あらすじ
時は2032年――よりも50年前の時代。
世界各地で、人の域を超えた超常的な力を持った人間が生まれる。
それは後に、才能《ルミナス》と名付けられ、天が人の身に与えたとされる人類史上最大の祝福と称された。
そして現代。
超常的な力を持った人間が8割を超えた世界は、才能《ルミナス》を用いた犯罪に頭を悩まされていた。
政府は考えた。絶対的な力を持った、抑止力が必要だ――と。
そうして設立されたのが、優秀な才能者《のうりょくしゃ》だけを選定し教育する育成機関。
エリート中のエリートだけを集めた学園――天戦学園であった。
そして、その学園には特殊な制度があった。
「|市園梵《いちぞのそよぎ》様。おめでとうございます。貴方様は今年から、天戦学園の特別教師として、我が校に通って頂きたいと思います」
年に一回。国から一人、優秀な才能者を実技教習の教師として抜擢する……そんな制度が。