あらすじ

「アリシア・フォン・グランベル。お前との婚約を破棄する!」 王太子レオンハルトの誕生日パーティー。 公爵令嬢アリシアは、大勢の貴族たちの前で婚約破棄を言い渡された。 理由は、聖女マリアへの嫌がらせ。 しかし――アリシアにはまったく身に覚えがなかった。 「証拠は?」 そう尋ねても、王太子が示したのは聖女の涙だけ。 それでもアリシアは婚約破棄をあっさり受け入れた。 「それでは、これにて失礼いたします」 王太子妃になるため、十年以上にわたって努力してきた。 けれど、その役目から解放されたのなら、それも悪くない。 そう思っていた。 ところが翌朝。 「国王陛下がお呼びです」 王宮から使者がやってきた。 呼び出されたアリシアを待っていたのは、国王陛下。 そして、彼が差し出したのは一冊の帳簿だった。 「この国の財政に、おかしなところがある。お前なら見つけられるか?」 婚約者を失った悪役令嬢は、王妃ではなく――国王直属の財務顧問として、新しい人生を歩み始める。 これは、捨てられた令嬢が自分の才能を見つけ、本当の幸せを手に入れるまでの物語。

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小説を読もう2026/09/23
  • 現在の作品婚約破棄された悪役令嬢、実は王国一の有能でした