あらすじ

結婚三年目の金曜の夜、俺は妻がグレーのスーツの男と駅裏のホテルに入るのを見た。 帰る場所を失って戻った会社の第二会議室で、灯りの下にいたのは営業二課長・篠宮紗江。 社内で「氷の篠宮」と恐れられる三十五歳の彼女は、ブラウスの前を開け、白く濡れたタオルを胸に押し当てていた。 「閉めて。……見たものは、忘れて」 産んだことがないのに母乳が出る――誰にも言えない体質を、彼女は半年間ひとりで処理していた。 俺は二十八歳の平社員で、妻に裏切られた夜に、上司の秘密を知ってしまった。 「これは命令じゃない。断っていい。……だから、手伝って」 昼は誰より冷たい課長が、夜は俺の前でだけ、張って痛む胸と震える声を隠せなくなる。 妻と男には、俺が何もしなくても因果が返っていく。 裏切られた夫が、年上の上司と「身体から始めて」報われるまでの話。 ※性行為の直接描写はありません。前後の空気と余韻で描きます。

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カクヨム
カクヨム2026/09/22
  • 現在の作品妻の不倫を知った夜、社内で「氷の篠宮」と恐れられる女課長に拾われた ~三十五歳の完璧な上司には、俺にしか頼めない秘密があった~