あらすじ

高校二年の冬。 「できたよ、できた! 私、子供できた!」 沙也加はそう電話してきた。 子供って、誰の? と言いそうになって慌ててやめたおれを見透かしたように、沙也加は告げてきた。 「当然、タカハシの子供だからね。あたし、他に心当たりなんてないから」 分かっている。子供ができるようなことをしたから、できた。それだけだ。 彼氏と彼女なのだから、そういうことをする。した。だからできた。言葉が頭の中でぐるぐる回る。 そして。 彼らの選択とゆくさき、生きていく中でのほんのひとときの、人の想いと決断の話。

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エブリスタ2021/09/21
  • 現在の作品灰に叫んで花を焚く