あらすじ

俺は死んだ。 病気だった。どうにもならなかった。 だから最後に宝くじを買った。当たった。 全部、ゲームに突っ込んだ。 ――ラスボスになって俺は死んだ。 ……はずだった。 目が覚めたら、そのラスボスになっていた。 巨大な魔王城。 忠誠心MAXの部下たち。 誰も近寄らない沼地。 静かに暮らすには、最高の環境だった。 ただ一つ問題がある。 人と話そうとすると声が出ない。 視線も合わせられない。 コミュ障。 自分でもなぜかわからない。 なのに――俺が黙っているだけで、 「この沈黙……すべてを見通しておられる……」 「無言でアイテムを渡すとは、なんという深謀遠慮……!」 「逆らえば終わる……」 全部、勝手にいい方向に解釈される。 違う。何も考えてない。 ただ、地下室で静かに本を読んでいたいだけなんだが。 それなのに、適当にアイテムを整理しただけで帝国が震え上がり、適当に相槌を打っただけで教会がひれ伏し、気づけば魔王として世界に認識されていた。 ――ただ、静かに生きたいだけなのに。 これは、最強のラスボス(中身はコミュ障)と、深読みしすぎる忠誠心MAXな部下たちが織りなす、静かでズレた笑える日常の物語

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カクヨム
カクヨム2026/09/22
  • 現在の作品カキンオー(課金王)~コミュ障の俺が魔王扱いされ、世界が勝手に震えてる~