あらすじ
受験に失敗し、家族と距離を置きながらアルバイトで暮らす20歳のナミ。
友達もいない。休日も暇。そんな彼女が夜になると足を運ぶのは、男女が出会いを求めて集まるロータリーだった。
そこで出会ったのは、24歳の叶鉄矢。
食事をするだけ。
それ以上でも、それ以下でもない。
そんな奇妙な関係だったはずなのに、鉄矢との出会いをきっかけに、ナミは羽柴充、安形龍、滝川久住――これまでなら決して関わることのなかった人々と繋がっていく。
止まっていた日常が、少しずつ回り始める。
『透明』と同じ世界を別の主人公から描くスピンオフ作品。
本作単独でもお読みいただけますが、『透明』読了後に読むと人物や出来事の繋がりをより楽しめます。