あらすじ
1945年、日本は敗戦した。
――だが、日本の戦争は終わっていなかった。
終戦から二日後、日本各地へ降り注いだ正体不明の“何か”。
それを境に始まった、後に”日本魔災害”と呼ばれるもう一つの戦争は、多くの犠牲と謎を残したまま歴史の闇へ葬られた。
それから78年後、2027年。
高校教師・林凌が何気なく蹴った石片が、川辺で弾ける。
そこから現れたのは――
1949年、旧岐阜戦線で消息を絶ったはずの兵士だった。
誰も知らない戦争。
誰も片付けなかった過去。
そして、現代に残った“不発弾”。
これは、先人たちが残した最悪の置き土産を、今を生きる人間たちが片付ける羽目になる物語。
――最悪の後処理ストーリー、開幕。