あらすじ
氷川姫華(ひかわ ひめか)。銀髪碧眼がトレードマークの美少女で、誰とも馴れ合わない、クールな一匹狼の少女。海本湊(うみもと みなと)は、クラスメイトである彼女にそんなイメージを抱いていた。……抱いて、いたが。
ある日、些細なきっかけで、彼は氷川さんがクールな少女ではなかったことを知る。ただ、人と話すのが怖くて、冷たい態度を取っていただけだと。
「わたしも友達が欲しいし、青春もしたい! ……海本、手伝って」
「えぇ……」
湊は断り切れずに、彼女の頼みを了承してしまう。こうして、周囲には秘密で、氷川さんがクラスに馴染めるように、協力することになる。しかし、生粋のコミュ障である氷川さんの願いはなかなか叶わず……、
彼女の行動は、ことごとく空回りし、「普通の青春を送る」という夢はますます遠くへ行ってしまう。
「なんとかしてよ海本!」「海本が助けてよ……!」「海本ぉ……!!!」
これは、根暗な主人公が、同じく根暗ではあるが外面だけはクールに見える美少女に、頼られ、構われ、振り回される物語。