あらすじ
ナシュタリア・アリーゼルには、誰にも言えない秘密がある。
それは、幼い頃に出会った第二王子 フィエリスタ・リシェルを、18年間ずっと愛していること。
けれどアリーゼルは、ナシュタリア家の娘として「美しく、気高く」あるために、自分の感情を表に出さず生きてきたのである。
愛しているのに、距離を取ってしまう。
そんな日々を過ごしていたある日、リシェルから突然告げられた。
「アリーゼル、君との婚約を破棄する。」
嫌われてしまった。そう思ったアリーゼルだったが、婚約破棄を告げられた瞬間、初めて自分の本当の気持ちを口にしてしまう。
「お断りします。」
18年間、誰にも伝えられなかった初恋が動き出した。