あらすじ

金が欲しい。 才能が欲しい。 自由が欲しい。 名誉も、権力も、できることなら全部欲しい。 ――でも、願いは三つしかない。 雨の日、古びたランプをこすった俺・桐谷湊の前に現れたのは、銀髪のランプの魔人だった。 「あなたの願いを、三つまで叶えます」 何でも叶う。 それなのに、俺は願いを決められなかった。 欲しいものが多すぎるからだ。 しかも魔人は、俺が願いを決めるまでずっと一緒にいるらしい。 「いつまで?」 「あなたが亡くなるまでです」 ……いや、重いって。 感情が薄く、人間のこともよく分かっていない魔人。 そんな彼女と、欲望だらけなのに一つを選べない俺。 最初はただ、願いを決めるためだった。 学校に行って、遊んで、笑って、喧嘩して。 いつの間にか、彼女と過ごす時間が楽しくなっていた。 そして気づく。 ――俺が本当に欲しかったものって、なんだったんだ? 願いを叶える魔人と、願いを選べない俺。 二人が見つける「本当に欲しいもの」は、果たして何なのか。 これは、ちょっと不思議で、少し騒がしくて。 やがて恋になっていく、二人の物語。

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カクヨム
カクヨム2026/09/22
  • 現在の作品ランプの魔人が俺にだけ距離が近い