あらすじ
転生者の侯爵令嬢レティシアには幼い頃より夢があった。
原作通り義妹に何もかも奪われ、王太子に婚約破棄され、すべてを失って森へ行き、憧れの『星読みの薬師』の弟子になること。
だから夢をお膳立てしてくれる二人には、何をされても笑顔で許してきた。感謝さえしていた。
――きっとそれが悪かった。
気づけば義妹は、欲しがる練習をする前に「半分こ」を覚えて自立したバリキャリに育ち、婚約者は彼女を後回しにするどころか先回りして喜ばせようとする、何処に出しても恥ずかしい立派な『同担拒否のレティシアオタク』に。
溺愛は自業自得な、本当に短いお話。