あらすじ
数千年前に地球へと飛来したその異形は、人間に寄生する『血液』だった――
現代日本。『異能』と称される特別な力を行使する家系に生まれた七夜真白(ななやましろ)は、
一族の中でただ一人、何の異能も持たない出来損ないだった。
『外異』と呼称される血の怪物たちが人知れず蠢く中、
真白は帰る家を失い、戦いに身を投じていく。
その窮地を救った一人の見知らぬ少年が、謎めいた口調でこう告げた。
「ようやく会えたな、真白」
真白は、その少年を知っている。
記憶はなくとも、その体を流れる血が覚えている。
遥か数千年前から続いてきた、家族を繋ぐ約束を――
※『カクヨム』にも掲載しております。