あらすじ
五年前、店舗の退去をめぐるトラブルで、美人弁護士の相沢玲子は、小柄な何でも屋・小金丸徳郎に苦杯を喫した。
「いつか必ず、あなたを絡め取ってやるわ!」
そう誓った玲子だったが、その後も二人は仕事先で時折顔を合わせることになる。
「山椒の小金丸」の異名を持つ小悪党。金には汚いが、どこか憎めない。しかも、高校中退ながら司法書士の資格を持つ、妙に頭の切れる男だった。
それから五年。
大きな企業案件を任されるようになった玲子の前に、ある日、小金丸が現れ、一通の厚い封筒を差し出す。
その封筒には、いったい何が入っているのか?
そして、五年前の雪辱を誓った玲子が、最後に選んだ逆襲とは――。