あらすじ
俺は閻魔。 死者を裁き、冥界を管理する審判官の一人の、下っ端――
……だった。
第六十六位審判官として真面目に働いていた俺は、ある日突然、第一位審判官へと昇格させられた。
表向きは昇格。
実態は――左遷。
原因は、俺を気に入らない上流神たちと、冥界神とかいうクソジジイ。
「くそったれ冥界神(ジジイ)がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
今日も大量の仕事を押し付けられ、俺の怒りは限界寸前。
そんなある日、俺の前に一人の死者が現れた。
しかもそいつ、妙にノリが軽い。
「第二秘書にならないか?」
と誘っても――
「いやっすけど」
……こいつ、神相手でも容赦なくツッコむな。
こうして始まった、閻魔と老執事とツッコミ死者の冥界生活。
だが、俺は決意する。
もう我慢ならん。
「……ストライキしよう」
仕事を放棄し、仲間たちを引き連れて向かう先は――異世界。
冥界の仕事から逃げた閻魔による、自由気ままな異世界ライフ!
……のはずだった。
異世界でも神々やら魔物やら面倒事やらに巻き込まれていく俺たち。
果たして俺は、今度こそ仕事から逃げ切れるのか?
これは、仕事をサボりたい閻魔と、その愉快な仲間たちが繰り広げる――
ちょっぴり物騒で、かなり騒がしい異世界生活の物語である。