あらすじ

「一回だけ」のつもりで、サークルの姫になった。 自主制作ノベルゲームサークル〈水底ソフト〉の佐伯透は、絵も曲もシナリオも作れない男子大学生。テストプレイや誤字の報告をしながら、自分がいなくても作品は完成すると思っていた。 ある日、幹事長の杉浦に頼まれ、女装してゲームのヒロイン〈澪〉としてイベントに出ることになる。すると客が立ち止まり、作品が売れ、仲間が笑った。「助かった」という一言が、佐伯には何より嬉しかった。 写真、動画、ファン、そして商品化。澪を必要とする人が増えるほど、衣装を脱いだあとの自分でいることが、少しずつ難しくなっていく。誰よりも佐伯を気にかけてきた杉浦も、いつしか休めなくなっていた。 好きで始めた創作だった。大切な仲間だった。 それなのに、どうして「今日はできない」が言えないのだろう。 女装をきっかけに変わり始めた五人の、創作と憧れ、依存と居場所の物語。 全69話・本文完成済み。毎日21時に一話ずつ更新予定です。

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カクヨム
カクヨム2026/09/22
  • 現在の作品「姫当番・澪」―同人サークルで、俺は「澪」になった