あらすじ
地球を捨て、一本の巨大な「大樹」に住んだ人類の記録。全長数十キロに及ぶ巨大生体コロニー『神木船アルボリス』。
宇宙に浮かぶ大樹の中で、人類は幾世代にもわたり街を築き、暮らしていた。だが、「生きている船」の維持にはトラブルがつきもの。
外壁を覆う宇宙藻の剥離、寄生木の暴走、密輸品の舞い散る港―― 巨大都市船の平和を守るのは、現場主義で無骨な職人・ガルドと、理論派で冷徹な計算を誇るお嬢様研究員・カミラ。
決して交わらない不協和音な二人が、チェーンソーと高精度アナライザーを手に、今日も大樹の現場へ駆け巡る!