あらすじ
【※新人賞応募用のあらすじです。結末までのネタバレを含みます】
高校2年生の北山一樹は、クラス替えで小学校の同級生、向井詩織に再会する。
北山は、昔いじめられていた自分を助けてくれた彼女に、再び恋をする。しかし周囲となじめず自分に自信が持てない彼は、人気者な向井を見て恋心に蓋をした。
その日、家に帰ると向井にそっくりな金髪ギャルが待っていた。彼女は未来人のミレイ。向井の子孫で他人から姿が見えない。彼女は、北山と向井が結婚するという未来を変えてしまい、それを修正するために訪れたと言う。
北山は疑いながらミレイと共同生活を始めるが、彼女の助言のもと向井との距離を縮めていく。時に傷つくことを恐れて向井を遠ざける北山だったが、ミレイはそんな彼を傍で支え、北山も向井を好きな気持ちに自信を持つようになっていく。
想いが高まる一方、北山は傍で支えてくれるミレイに対し、これまで通り「いないこと」にして振る舞えなくなっていく。「いる存在」として気遣われることにミレイは喜びを感じ、北山に対する想いを自覚する。それは彼女にとって歴史修正の妨げになる感情であった。ミレイは想いに蓋をして、彼との行動を控えるようになる。また、この頃よりミレイは薄くなったり一時消えたりするようになる。歴史修正の完了が近づいていた。
北山はミレイが距離を置く本当の理由に気がつけない。やがて、ミレイは北山に『いないことにされるのもつらいんだよ』と本音を打ち明ける。北山はその本心を受け、自分が彼女のために何ができるのか考える。そしてミレイと遊園地に行って、他人から見えないミレイと堂々と一日を楽しんだ。
そして告白の日、ミレイは消える。北山はこの一か月間を振り返り、自分に必要な時間だったと思う。置き手紙には、ミレイが元気でいることは北山と向井が幸せに生きた証拠だと書かれていた。北山は幸せになることをミレイに誓う。そして自信をもって、好きな気持ちを向井に伝えた。向井もその想いに応え、ふたりは恋人になる。
※誤字脱字チェックや表現の整えなど、ChatGPTを一部使用しています。