あらすじ
男女比は6:4。女性の方が魔法の適性が高く、優遇される現代社会。
人々が扱うのは「火を灯す」「汚れを落とす」といった、穏やかな『生活魔法』のみ。それがこの世界の当たり前だった。
――ただ一人、女子校に通う主人公を除いて。
かつて「流星の魔女」と呼ばれた祖母から、空を暗くし星を降らせるほどの規格外の古(いにしえ)の魔法を受け継いだ主人公。しかし彼女は、その絶大な力を使って世界を変えたいわけではない。彼女が執着し、密かに練習を続ける「ある1つの魔法」。それは、想いを寄せる『彼女』のためだけに使いたい、特別で不器用な魔法だった。
なぜ現代人は生活魔法しか使えなくなったのか?
なぜ女性の方が強力な魔法を使えるのか?
そして、主人公が執着する魔法の正体とは?
平和な女子校の日常と、世界の成り立ちの謎が交差する。
これは、たった一人の女の子を笑顔にするために紡がれる、現代ファンタジー百合恋愛小説。