あらすじ
他人からの好意や「こうあってほしい」という理想が、物理的な重さとなってのしかかる。そんな怪異に取り憑かれた学園のアイドル・白河葵。
周囲の期待を一身に背負い続けた彼女の体重(質量)は、ついに300キロを突破し、自分の足で歩くことすら困難になっていた。
そんな彼女の重圧を唯一無効化できるのは、彼女に対して1ミリも興味を持たず、「ただの面倒な同級生」としか認識していないサイコパス気質の合理主義者・八代のみ。
「お前が何キロだろうと、僕の知ったことじゃない」
ゼロに何を掛けてもゼロ。究極の『無関心』だけが、彼女を重力から解放する。