あらすじ

15歳で地元を捨て、東京へ出た織田銀。 歌舞伎町の裏社会に流れ着いた銀は、16歳で薬物の売人となる。 そこで客として出会ったのが、21歳の風俗嬢・さおりだった。 恋人ではない。 ただの客でもない。 銀はさおりの新宿のワンルームへ転がり込み、奇妙な共同生活を始める。 しかし、さおりはある日、飛び降り自殺した。 数か月後。 知人のホストから銀は聞かされる。 「さおりが死んだ日、男と一緒にいた」 しかも、その男は銀たちと敵対する売人グループの人間だった。 さおりの部屋から偶然持ち出していた、一冊の黒いノート。 それは、さおりの日記だった。 読み進めた銀は、あり得ない記述を見つける。 二人が出会うより前の日付に、すでに「銀」の名前が書かれていた。 あの日々は、本当に偶然だったのか。 さおりは誰だったのか。 そして、なぜ死んだのか。 嘘から始まった二人の関係を、死んだ女の日記だけが知っている。

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カクヨム
カクヨム2026/09/22
  • 現在の作品さおりの日記