あらすじ
二十九歳の男は、家族を養うために働き続けていた。
自分の欲しいものを諦め、やりたいことから目を逸らし、ただ毎日を生き延びる。
そんな人生が、ある日突然終わった。
目を覚ますと、そこは剣と魔法の存在する異世界だった。
しかも彼は、名も知らない両親の腕の中で泣く赤ん坊になっていた。
魔法を学び、剣を握り、初めて見る景色の中で成長していく。
前の人生で、彼は自分のために生きることができなかった。
だから今度は――
自分が何を望み、何を選び、どこへ進むのか。
それを、自分自身で決めてみようと思った。