あらすじ
「解けぬ問題はない。あるのは、殴り方の足りない男だけだ」
私立最凶の門を殴り抜けた破邪馬鋼志郎と本郷明羅。だが二人を待っていたのは、偏差値測定不能、合格率〇・〇三パーセント、国家予算が投入された「超重力試験要塞」――国立・大和超大学だった。
そこに現れたのは、本郷の母にして握力が地球を超える女・うぶげぴよ子。愛情表現は常に規格外、差し入れは時々ダイヤモンド。母の愛(と謎の圧)を全身に浴びながら、二人は最強下品5兄弟、コカンダーZ、スライディングおば9……次々と立ちはだかる怪異たちを、筋肉と理論でねじ伏せていく。
「採点不能は合格と同義」――その屁理屈を、今度は国家権力(文部科学省)相手に本気で押し通す二人の姿に、笑うしかない。
私立、国立、そしてその先へ――行く先々で「常識」を粉砕し、「屁理屈」を証明し、「合格」を掴み取る。頭脳と筋肉と色気(と母の愛)の四位一体が贈る、意味のわからない熱量で殴り続ける受験バトル、第二幕開演ッ!!
――今まさに机に向かっているすべての受験生へ。
一人じゃないと思っていい。呆れるくらい応援してくれる人が、きっとどこかにいる。それでも解けない問題は、殴ればいい。合格(フルマーク)は、もうすぐそこにある。