あらすじ
吉田香澄(よしだかすみ)は、小学五年生の怖がりで泣き虫な女の子。
となりの家の幼なじみ、渡辺慎吾(わたなべしんご)が好き。
慎吾に「かわいい」と言ってもらうために、オシャレをするが、気にとめてもらえない。
そして素直になれず、低学年の頃みたいに仲良く話せず悩んでいた。
そんなある日、学校で幽霊が出たとウワサが流れる。
実際に、幽霊を怖がり逃げて行く、となりのクラスの男の子が目の前に現れるが、香澄は怖くなり助けられない。
その夜、香澄は星に願う。
「困っている子を助けられるぐらい強くなりたい」、「好きな人に素直になりたい」と。
すると手のひらが光り、現れたのは「ハート柄の色付きリップ」だった。
星が願いを聞いてくれた、と思った香澄は次の日、リップを付けて登校する。
すると、別の男の子が幽霊から逃げており、昨日は聞こえなかった幽霊の声が聞こえてくる。
幽霊が男の子を怖がらせながら追いかけている、と気づいた香澄はやめて欲しいと頼む。
すると幽霊は、「どうしてこんなことしているか分かる?」と聞いてきた。
分からない香澄に、幽霊はイタズラをやめる条件として、ゲームを二つ提案してきた。
一つ「学校にいる幽霊たちが起こす騒動を止めること」
二つ「どうして幽霊がとなりのクラスの男の子にイタズラをするのか当てること」だった。
香澄は幽霊とゲームの約束をするが、幽霊はジャマする自分と戦う気だと知り、怖くなり解決に動こうとしない。
そんな時、次は幼なじみの慎吾が狙われていると気付く。
香澄は好きな慎吾を助ける為に勇気を出し、魔法を使うと決める。
慎吾を狙っていたのは幼い子供の幽霊。後悔する様子から戦うのではなく、話し合うと決意する。
香澄は魔法の力を使って、学校で起こる騒動を解決し、幽霊と分かりあうために数々の魔法のコスメを手に入れていく。次々と現れる幽霊たちの話を聞く中で、幽霊たちの過去や、正体について考え気づいていく。
そして「あの幽霊が、となりのクラスの男の子にイタズラをしていた理由」に気づいた時、香澄は幽霊たちの気持ちが分かるのだった。
「幽霊との関わりとその正体」「幼なじみとの恋の進展」「オシャレな魔法のコスメ」「怖がりな香澄の勇気と成長」「幽霊たちの悲しい過去」
泣き虫な女の子が、魔法のリップを手にしたことにより泣くのをやめ、弱い自分と戦うと決める。