あらすじ

確定申告の締め切り前夜、領収書の山に埋もれて死んだ。 ——はずだった。 枕元に現れた死神いわく、人は寿命を「寿命税」として冥府に納めているらしい。 税金なら、ルールがある。 フリーランスのウェブデザイナー・佐伯湊は、なぜか毎回くだらない理由で死にかける。 そのたびに現れるのは、名札をつけたポンコツ死神・黒田。 冥府の税制は、明治に日本から輸入したものだった。 つまり、日本の税法が使える。 国税優先の原則、準確定申告、時効、基礎控除—— 湊は本物の税の知識と、ほんの少しのでたらめを武器に、命の取り立てをかわし続ける。 ところが、言いくるめるたびに黒田は勉強してくるし、冥府の税制は想像以上にずさんで、いつしか死神のほうが湊に税金の相談を持ちかけるようになり……? 死神相手に税法で生き延びる男の、一話完結ギャグ小説。 ※作中の税金知識には、本物とでたらめが混ざっています。実際の申告は、税務署か税理士にご相談ください。

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カクヨム
カクヨム2026/09/21
  • 現在の作品死神が枕元で、確定申告の相談をしてくる