あらすじ

婚約破棄を告げられた夜、私は王宮の決裁印を返した。 公爵令嬢ヴィクトリアは、六年間、王太子の婚約者として省庁の対立を収め、予算と物資を動かしてきた。 けれど、仕事の権限まで婚約に結びついている以上、もう決裁はできない。 引き継ぎを残し、母から継いだ北の領地へ帰ることにした。 道中で出会ったのは、かつて彼女の署名に助けられた辺境伯レオンハルト。 王都を辞した書記官や職人も集まり、冬に閉ざされる北の交易路が動き始める。 一方、王宮では会議だけが増え、荷馬車が止まった。 やがて届く、王宮への復職要請。 だが北には、彼女の仕事を認め、忙しい予定表に「夕食」の時間まで書き込む、不器用な相棒がいる。 麦が何日もつか。どの道なら届けられるか。 数字と契約で冬を越えながら、働きすぎの令嬢が、自分の居場所と恋を選び直す物語。 全45話/完結まで執筆済み/ハッピーエンド。

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小説を読もう2026/09/22
  • 現在の作品婚約破棄ですか。では、明日からの決裁はお任せします~北の領地で辺境伯と交易を始めたら、王宮から戻れと言われました~