あらすじ

第二王子の婚約者として十年間、未来の王族となるため努力を重ねてきた公爵令嬢ルチア。 ところがある日、第二王子レグナスから「真実の愛を見つけた」と一方的に婚約を破棄されてしまう。 悲しい――わけではない。 腹が立つのは、これまで積み上げてきた十年を、何の価値もなかったかのように扱われたことだ。 「私の努力を、無駄になどしてやるものですか」 ならば、自分の能力をもっと必要としてくれる相手を探せばいい。 そうして夜会でルチアが目をつけたのは、大陸最強の帝国を継ぐ次期皇帝ヴィルヘルム。 『冷血皇子』と恐れられる彼に酒の勢いも借りて突撃し、自分を妻にすればどれほど役に立つかを堂々と売り込んだ結果――。 「なかなか豪胆で、面白い女ではないか」 まさかの、その場で婚約成立。 そして翌日、素面に戻ったルチアは、自分が何をしでかしたのかを思い出して真っ青になる。 しかし恐ろしい噂とは裏腹に、ヴィルヘルムはどうやら、世間で言われているような冷酷な男ではないようで――?

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小説を読もう2026/09/22
  • 現在の作品王家に裏切られた公爵令嬢、冷血と噂の帝国皇子に勢い余って求婚したら、案外楽しい日々が待っていました