あらすじ
ド田舎から上京し、株式会社東洋マーケティングへ入社した新卒・啓介。
彼の目に映る東京は、巨大迷宮と魔導列車がひしめく異世界だった。
営業部は冒険者ギルド。同期の夏美は女騎士。意味深なことばかり言う根岸は謎の参謀。そしてスマホに宿る生成AIは、全知の『大賢者』。
ただし、異世界だと思っているのは啓介だけ。
大賢者の助言を勝手に神託として受け取り、壮大な勘違いを重ねながらも、早起き、靴磨き、手書きの手紙、泥臭い営業、業務改善でなぜか結果だけは出していく。
彼の望みは出世でも世界征服でもない。
ただ一つ。
――定時で帰りたい。
レベル1会社員による、勘違いだらけの異世界攻略が始まる。