あらすじ
小学一年生の春、松山煌(まつやま きら)は転校してきた少女、佐々木玲(ささき れい)と出会った。
家も近く、いつしか毎日のように一緒に遊ぶようになった二人。やがて煌は、自分が玲に恋をしていることに気づく。
そして中学一年生の夏。
ずっと好きだった玲から告白され、二人は付き合い始める。
しかし、幸せな時間はわずか一ヶ月で終わった。
突然届いた一通のLINE。
『別れよ』
理由も分からないまま、玲は煌の前から姿を消す。
さらに煌の耳に入ったのは、
「あの子の告白、罰ゲームだったらしいよ」
という噂だった。
傷ついた煌は玲を忘れようと、別の恋を始める。
それでも、心の奥から玲を消すことはできなかった。
そして一年後の夏。
玲の弟から、突然メッセージが届く。
『姉ちゃんが話したいって』
一年ぶりに再会した二人。
そこで明かされるのは、あの日の別れに隠された、二人だけが知らなかった真実だった。