あらすじ
玻麗国《はれいこく》、王宮外朝。
『学寮』と呼ばれる未来の官吏を養成する国家教育機関には、ある特殊な学び舎が置かれていた。
その名は祓魔寮。己の霊力を以て魔を祓う呪術師と、その相方たる退魔武官・追打《ついだ》を養成するための機関である。
その祓魔寮には、学生の身でありながら都中に名を轟かせる天才呪術師が在籍していた。
しかし彼は同時にその苛烈すぎる性格と、有名すぎる家名を持った幼馴染を相方にしていることでも有名で……
「っつまでチンタラ妖怪と遊んでやがんだ胡吊祇っ!! テメェは今晩も俺に徹夜させるつもりかっ!?」
「ごめんなさい、甜珪っ!!」
「『未榻先輩』だろうがっ!!」
キツすぎる性格のせいで誰も相方が務まらなかった天才退魔師・未榻甜珪《みとう・てんけい》の相方は、幼馴染にして国一の御令嬢、胡吊祇玲鈴《うつりぎ・れいりん》
深窓の姫君らしからぬ根性と努力で相方の座にのし上がってきた玲鈴をしばき倒しつつ日々捕物現場を跳ね回っていた甜珪だが、ある日後見である老師から王宮退魔組織・退魔省への応援要員として出向を命じられ……
何から何まで規格外な一対が都の闇を祓う!
幼馴染学生コンビによる中華退魔譚!!
【関連作品】
・3年後、多少丸くなった甜珪と職場の上司が活躍する話
『宮廷書庫長の御意見帳(著:硯朱華)』(富士見L文庫より発売中)
・↑の続編
『書聖南天、書を解いて曰く−怪文書は専門外なので趣味に帰ってもいいですか?−』
https://kakuyomu.jp/works/16816700428746066258
・↑と同じ時間軸の本作コンビがメインの話
『龍虎の退魔師−蒼青龍喰−』
https://kakuyomu.jp/works/16816927859419780305
・3年後の職場の上司の60年前の話
『時忘れの一筆−その手跡は真実を謳う−』
https://kakuyomu.jp/works/16816927859398498169
・本作主役コンビの孫世代の話
『宮廷書庫室の仙女司書−彼女は書庫で謎を読む−』
https://kakuyomu.jp/works/16817330654262612338