あらすじ
八年前、両親を亡くした高校生・神崎収と、その妹・累。
二人は互いに支え合いながら、普通の高校生として暮らしていた。
――世界で、奇妙な怪物『E.V.O』が出現するようになるまでは。
E.V.Oは、観測されていない間、その存在を確定できない謎の生命体。
そしてある日、妹・累が兄である収を「観測」することで、収に異変が起こる。
「――『変身』ッ!」
累の観測によって、収は黒曜石のような岩石に覆われた異形――Q.C.Fへと変身する。
その力は、E.V.Oに直接干渉できる唯一の力だった。
こうして、平凡だった兄妹の日常は一変する。
学校に通い、妹と喧嘩して、妹の作った飯を食べる。
その一方で、呼び出されれば怪物と戦う。
「俺が累を護る」
「私がお兄ちゃんを『視て』る」
世界の命運なんて知ったことじゃない。
とりあえず俺は、妹を守れればそれでいい。
――これは、ちょっとシスコンな兄と、ちょっとブラコンな妹が、世界の謎と怪物に巻き込まれていく、ちょっとおバカで、ちょっとシリアスな、変身ヒーロー物語。