あらすじ
前書き
もしも、世界が変われば、価値も変わるとしたら。
何をやってもうまくいかず、「ポンコツ」と笑われながらも、努力することだけはやめなかった少年。
何をやっても簡単に成功し、自分より劣る者を見下してきた、性格最悪な天才児。
同じ日に、同じ場所から異世界へ召喚された二人を待っていたのは、それまでの立場が完全に逆転する世界でした。
ポンコツだった少年は、最強の力を持つ光の勇者に。
天才だった少年は、何の力も示せないまま、勇者として扱われることさえなくなっていきます。
しかし、予言に記されていた勇者は、最初から二人でした。
「二人の勇者あり。一人は光を、一人は影を担う」
なぜ、勇者は二人必要だったのか。
光の勇者が強くなるほど、もう一人の少年はなぜ闇へ近づいていくのか。
そして、誰にも気づかれることなく、彼を幾度も救い続ける少女は何者なのか。
これは、最強の力を手に入れた少年と、すべてを失っていく少年が、本当の光と影になるまでの物語です。