あらすじ
『異世界を選んだ俺は旅をする!』あらすじ
56歳、独身の会社員――シン。
休日の散歩中、車に轢かれそうになった一匹の白い老犬を助け、命を落としてしまう。
次に目を覚ましたのは、女神のいる真っ白な空間だった。
そこでシンは二つの選択肢を与えられる。
事故そのものをなかったことにして、元の世界へ戻るか。
それとも――記憶を持ったまま、剣と魔法の異世界で新しい人生を始めるか。
シンが選んだのは、異世界だった。
女神から与えられたのは、健康な16歳の身体と、二振りの黒い日本刀《斬滅剣》。
そして、自らの想像と理解によって新たな魔法や物を生み出す力――《創造魔法》。
だが、いくら特別な力があっても、中身は剣術経験も異世界の知識もない元会社員。
放り出されたのは、魔物が徘徊する巨大な森だった。
そこで再会したのは、白銀の巨大な魔獣――フェンリルのハク。
魔法を創り、魔物と戦い、料理をし、ときには失敗しながら、シンは少しずつ異世界で生きる術を身につけていく。
やがて森を抜け、人々の暮らす街へ。
素材収集者となったシンは、ハクとともにまだ見ぬ土地を目指す。
これは、世界を救う使命を与えられた勇者の物語――ではない。
二度目の人生くらい、自分の好きなように生きてみたい。
知らない街へ行き、知らない人と出会い、知らない景色を見る。
56歳だった男が16歳の身体で始める、自由気ままな異世界冒険旅行記。
『異世界を選んだ俺は旅をする!』
シンとハクの旅が、今始まる。