あらすじ
現実世界では、ことごとく好きな人と結ばれなかった主人公。
あげくの果てに、乙女ゲーム『魔法使いと飴玉の世界』ではヒロインの『実兄』であり、非攻略対象の公爵家次期当主、シャルル・ウォーレルを好きになってしまう。
自分は、好きな人とは結ばれない運命なんだ。
そう悟ったある日、深夜残業を終え、目を覚ましたかと思えば――
「君は五年前、十二の頃から私の婚約者だろう。侯爵家ご令嬢、サラ・アッシュフォード殿」
なんとシャルル・ウォーレルの婚約者、侯爵家ご令嬢のサラ・アッシュフォードに転生していた。
奇跡のような体験を前に、「この世界では好きな人と結ばれるのかもしれない」と淡い期待を抱くけれど……。
「私の身体に起きている異変を、君の目から見て言ってみろ」
――これは、神様からことごとく恋を邪魔される主人公と、特殊な呪いをかけられてしまった美しい青年の物語。