あらすじ

壁が開くまで、あと100日。  開けるのは、俺の失言だ。  乙女ゲー『壁の向こうで、恋をした』の世界に転生した、元広報マンのカール。  役どころは、全十五ルートで逮捕される名もなきモブ「報道官補」。  百日後の記者会見で、彼がひとこと言い間違えれば、壁が開く。言い間違えなければ、開かない。  問題は、彼が原稿を必ず三回読む、完璧な広報マンだということ。  だから、練習する。噛む練習を。  記者役は、監視役として送りこまれてきた「恋人」、リーゼロッテ。  ゲームの主人公で、判子で魔導車を止める一級戦闘魔導士で、手のつなぎ方を教本で調べるタイプ。  彼女の監視報告書は、百日後に彼を破滅させる証拠になる、はずだった。 【監視記録】 所見:対象は、本日も嘘をつかなかった。広報をしただけである。 追記:悔しい。  ※前行は削除すること。  揉み消し会見と、判子バトルと、長すぎる報告書。  ベルリンの壁崩壊をモチーフにした、鬼ライトな異世界ラブコメ。  全41話、完結まで書き上げ済み。毎日更新。

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カクヨム
カクヨム2026/09/21
  • 現在の作品転生したら独裁国家の報道官だったので、恋人(監視役)と一緒に歴史的失言の練習をしています