あらすじ

触れれば燃える指輪。 勝手に悲鳴を上げる鍋。 持ち主を置いて歩き出す家。 危険な呪具が集まる街で、解呪試験に落ちた青年ニトは、小さな修理店を開いた。 彼に呪いを消す力はない。 できるのは、呪いの「出口」をつなぎ替えることだけ。 そんな店を訪れた最初の客は、触れたものから熱を奪ってしまう少女だった。 「冷たくならない手袋って、作れる?」 道具が増える。 できることが増える。 食卓に並ぶ皿が、一枚ずつ増えていく。 ところが、買い集めた呪具には、街の地下に眠る古い炉とのつながりが残されていた。 そしてある夜、街じゅうの金属が赤く染まる。

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カクヨム
カクヨム2026/09/21
  • 現在の作品その呪い、使えます。 ――解呪できない修理屋の、災厄だらけの道具店