あらすじ
事故で記憶を失った少年・ハル。過去も家族も思い出せない彼のそばにいてくれたのは、幼なじみのユナだけだった。ユナから昔の話を聞きながら、ハルは少しずつ新しい日常を取り戻していく。しかし、幸せな時間は長く続かなかった。ユナが重い病気で倒れてしまったのだ。毎日お見舞いに通うハルは、ある日、ユナの家に隠された地下室を発見する。そこで目にしたのは、自分と同じ顔をした少年の映像と、「人型自律機械・HARU」と書かれた設計図だった。失ったはずの記憶、ユナが隠してきた秘密、そして自分がこの世界に生まれた本当の理由とは――。人間とロボットの違いを越えて、愛することの意味を描いた切なくも温かい物語。