あらすじ
鑑定の魔道具。
今まで鑑定スキルを持つ者が数日、数か月をかけて行っていた鑑定を、たった数秒で終わらせてしまう、とんでもない性能を持つ魔道具だ。
人々は便利になった。
その一方で、割を食うことになったのが鑑定士たちだった。
圧倒的な費用対効果を誇る魔道具の普及によって、鑑定士は徐々に不要とされていく。
やがて鑑定スキルは、ハズレスキルと呼ばれるようになっていった。
そんな時代の中、イナヴァ男爵家の跡取り息子レオンは、己の持つ妙なスキルが原因で、鑑定スキルを持つ者を100人雇うことになる。
……鑑定の魔道具がある、この時代に。