あらすじ
《不遇な幼少期》+《何もない世界創世期》=少年竜は遊び相手が欲しい!
――――――
――世界は最初、一匹の竜の咆哮からはじまった。
竜の名前は《原始》。
《原始》は世界の《祖》であり、最初の種族である竜族の《祖》でもある。
彼は有り余る自然エネルギーを放出して、《空》、《水》、《風》、《火》、《地》、それぞれの五大自然元素を自身から故意に切り離して、最初にそれを司り、誕生した竜にその属性のすべてを与え、頂点に立たせた。そうやって――。
世界には五匹の竜が誕生。
《原始》は世界創世を成功させて、竜ははじめて一族となる竜族を得ることになる。
そして、《空》、《水》、《風》、《火》、《地》を司った竜は世界最初の種族の証である「神」の号を得て――「竜の五神」と呼ばれるようになる。
そのうちの天空神である、《風》神。
不遇のなかを育ったが、ある日、「風族の族長として独立してみませんか?」と言われ、戸惑ってしまう。