あらすじ
婚約者の騎士は、会えばいつも短い挨拶をして帰ってしまう。嫌われているわけではなさそうだけれど、もっと話してみたい。
そう思っていた娘の部屋に、彼の使い魔の白い小鳥が飛んできた。挨拶の代わりに口にしたのは「君と一緒に暮らしたい」。どうやら飼い主が一人で練習した言葉を、そっくり覚えてしまったらしい。
翌日は贈り物の相談。その次は初めての遠出のお誘い。本人が言うより先に、小鳥から全部聞いてしまう。
待っているだけでは結婚式のほうが先になりそうだ。次に会ったらこちらから手をつないで、続きをお願いしてみよう。