あらすじ
幕末の京。
土佐藩の志士・鴻池飛翔は、仲間が新選組に斬られたことに苦悩していた。
原因は「酒」だ。
酒好きの土佐の志士がベロンベロンに酔っぱらているところを狙われたのだ。
そんな折、清国雑技団の老人・蘇燐と出会い、「酔拳」という異国の秘術を目の当たりにする。
酔えば酔うほど強くなる武術。
丹田と肝臓を鍛え、酒を力へと変える秘術。
鴻池は仲間と共に酔拳を修行し、土佐の居合術・英信流と融合させた「酔剣」を完成させる。
池田屋事件の夜、新選組の剣士・沖田総司と対峙した鴻池は、酔拳の極意を爆発させ、沖田の剣を弾き飛ばす。
異国の武術が幕末の京を駆ける――
これは、酔拳が維新の闇を切り裂いた物語である。