あらすじ

王国騎士だった俺は、魔族に襲われた聖女を庇い、その身に強力な呪いを受けた。 呪いによって魔力はまともに扱えなくなり、身体能力も全盛期には遠く及ばない。 さらに「魔族の呪いを宿した危険人物」として騎士団を追われ、王都からも遠く離れた辺境の村へ追放された。 それでも、俺は剣を捨てなかった。 朝になれば剣を振り、村人の畑仕事を手伝い、時々現れる魔物を追い払う。 騎士だった頃ほど強くはないが、案外悪くない生活だった。 そんな暮らしを数年続けたある日。 王国最高位の聖女となった幼馴染が、突然村へやってきた。 「ここを聖地にします」 「……なんで?」 どうやら彼女は、俺が自分を庇ったせいで人生を失ったと思い続けているらしい。 俺としては自分で選んだことなので、今さら恨んでもいない。 だから、 「別に気にするなよ。俺、今の生活も結構好きだぞ」 そう伝えたのだが――なぜか泣きそうな顔をされた。 しかも、それだけでは終わらなかった。 かつて俺の部下だった少女は異例の出世を果たして聖騎士となり、 「今度こそ私が隊長を守ります」 と大量の騎士を引き連れて迎えに来る。 さらに、俺に呪いをかけた張本人である魔族の少女まで現れ、 「お前……まだその呪いを受けたままなのか?」 と青ざめ始めた。 いや、みんな大げさじゃないか? 俺はただ、今日も剣を振りたいだけなのだが。 主人公だけが過去を引きずっていない、元騎士と三人の少女による、少し重たくてだいぶ騒がしい勘違いファンタジーラブコメ。

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カクヨム
カクヨム2026/09/20
  • 現在の作品『聖女を庇って呪われた元騎士、追放先で剣を振っていたら村が聖地になりました ~俺はもう気にしてないのに、聖女も元部下の聖騎士も魔族の少女も帰ってくれない~』