あらすじ
神社の境内にある、古びた鳥居。
そこは、人間の世界と妖の国をつなぐ不思議な場所だった。
高校生の神宮寺凛は、ある日その鳥居をくぐり、見知らぬ世界へ迷い込んでしまう。
そこに広がっていたのは、明治大正ロマンを思わせる華やかな街並みと、人の姿をした妖たちが暮らす「妖の国」。
そこで凛が出会ったのは、銀髪に青い瞳を持つ、美しい青年――碧。
妖の国の名家に生まれ、龍衛隊を率いる彼は、冷たく近寄りがたい雰囲気をまとっていた。
けれど、凛と過ごすうちに、二人の距離は少しずつ変わっていく
人間と妖。
住む世界も、流れる時間も違う二人。
それでも――
「帰らなきゃ」
そう思うたびに、凛の胸には小さな痛みが生まれていく。
これは、人間の少女と妖の青年が出会い、迷い、傷つきながらも、互いの想いを見つけていく物語。
あなたなら、帰りますか?
それとも――大切な人のいる世界を選びますか?
※恋愛を軸にした異世界ファンタジーです。 ※物語の設定上、和風・明治大正ロマン風の世界観が含まれます